2010年2月27日土曜日

はじめに

以前から興味のあったエンコ職人への道を踏み出すことにした。

今まで、それっぽいことをチマチマやってはいたが、ひょんなことから、以前に挫折した時のハードルを越えられたので、今回はチラシの裏に記録を残しつつ、気長に取り組んでみたいと思う。

【目標】
エンコ職人とは言っても、以下の目標に特化した職人を目指すつもり。
  • DVDパッケージ品をソースとした、H264(x264)によるエンコード
  • ターゲットはPSP用mp4ファイル
  • 最高画質(主観)を目指す(ファイルサイズは無視)
入力ソースはDVDパッケージをターゲットとしているので、放送メディアのソースに比べて、
  • アナログソース向けのテクニックは適用外とする(アナログ放送、VHS、LD など)
  • 録画用テクニックを不要とする
  • ロゴ消し、CMカットなどのテクニックを不要とする
などが考えられる。
上記の~用テクニックとは、 信号線に対するケア、特別なデバイスドライバの準備、キャプチャ用ボードの準備、必要なツールの準備とその習熟などのことである。

ターゲットはPSP用動画としているので、DVDの720x480から、PSPの480x270へのリサイズ時の最高画質を狙う。
また、気が向いたらケータイ用動画(所有の機種に限定)の作成にも挑戦してみたい。

画質優先、サイズ無視としているのは、記録メディアであるメモリの大容量・低価格化のためと、エンコードのための計算資源(CPU、メモリ、HDD)が潤沢であるためである。
現在のPSP用メモリは8GB(約3,000円)、ケータイ用メモリはmicroSDHC Class6 4GBを入れてある。
エンコ用機材は、Phenom X4 9950BE、メモリ4GB、Vista 32bitである。


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